2004年ドッグショーレポート

8/8 全犬種クラブ展・札幌中央全犬種クラブ(小樽市築港・ポスフール小樽前)


お天気は快晴!
今日もまた暑過ぎるぅ〜

ブリード

<ロッソ>
FLASH SHOWERの管理人様に立たせ方のアドバイスをいただきました
こうやって教えてもらったり管理人様のハンドリングや犬を見せてもらうことがすごく勉強になるんです
★フォルママ辛口メモ@★を是非見て下さいね(このページの最後に書きましたァ〜)

夏の間は運動が入れられるので
筋肉が付いて男の子らしいナイスバディー・・・



歩様もフリースティも良くできたよ!




★総合★
<ロッソ>

開始早々全犬種をセッティングした時
後肢のセッティングが悪すぎたァ〜

ママの失敗
「うーんこれはまずいっ!」と思ったものの後のまつり・・・
しっかり先生は犬の後ろに回って見ていました



触診・歩様ともに良かった!と思ったものの・・・




先生にもう1回アップダウンするように言われ・・・・
ちなみに「もう1回」と言われるのは悪いことではありません
「この犬はどうでもいいや」と思えば「もう1回」とは言われません
ただしもう1回やり直した時に絶対にミスはできないのです


ふんばり時だよロッソくん!
集中だよ〜



歩様もゆっくりで


内回しもいい感じ


フリースティも良かった・・・


なのに〜残念〜!
でも今日のロッソは上出来だったんだけどなァ
また出陳してやるぅ〜!
粘り強いだけが取り得のフォルファミリーです(笑)



Flash Shower
CH.FLASH SHOWER JP MISS PERFECT (♀)
<call name パフィー>

 
パフィちゃんはエクセレント・グループに選出され・・・


最後にリザーブ・クィーンに選ばれました


おめでとう!



★フォルママ辛口メモ@★


オーナーハンドラーでショーチャレンジする場合、よくイタリアン・グレーハウンドが誰も出ていない所でショーチャレンジする方がいます。
確かにイタリアン・グレーハウンドのBOB(BEST OF BREED)となり、代表犬として総合に出ることはできるかもしれません。でもこれがそもそもの間違いというか遠回りなんです。
クラブ展の場合、全犬種のオス13頭・メス13頭のエクセレント・グループに選ばれなければチャンピオンになる為のCCカードをゲットすることができません。全犬種の戦いでは当然プロハンドラーがうじゃうじゃでてきます。オーナーハンドラーはプロハンドラー程の技術を持ち合わせていない為、ここでカードをゲットしていくことはかなりの至難の業となります。犬がすばらしく、さらにハンドリングも上手くないと本当に難しいのです。簡単に言えばプロの世界でアマチュアが勝っていかなければならないということになります。チャレンジする犬もオーナーハンドラーも数回出陳して、自分1人で「こんな感じかな〜」なんてやったくらいでは到底上手くなりません。犬とハンドラーはワンセットで良くなければならないのです。

私の仲間もそうですが、イタリアン・グレーハウンドはラッキーなことに他犬種に比べオーナーハンドラーの方が多いというのが現状です。これはこの犬種が大変繊細かつ神経質でオーナー以外の人が扱うには非常に難しい為、たくさんの頭数を抱えているプロの方にとっては「あまりやりたくない犬種」となっています。このことは逆に、些細なことに気が付いて優しく接してあげることができるオーナハンドラー向けの犬種であると言える所以なのです。

イタリアン・グレーハウンドがたくさん集まる所に出陳するということは、ブリードで対戦し負けることも多々あるかもしれません
でもイタリアン・グレーハウンドが3頭集まって戦ってウイナーズドッグ(メスの場合はウイナーズビッチ)となれば、CCカードをゲットできる。つまりこちらは逆にアマチュアの世界で勝っていけばカードをゲットするチャンスもある訳です。

フォルファミリーの場合北海道在住の為、まずイタリアン・グレーハウンドの対戦相手がいません。ですからイタリアングレーハウンドが3頭集まってCCカードをゲットすることは到底不可能ということになります。どうしても全犬種の中でエクセレント・グループ13頭に選出されなければ、カードはゲットできないのです。こうなると右も左もプロハンドラーの中でエクセレント・グループをいただかなければいけないということになります。

よくこんなことを言う方がいます。「相手が出てくるから出陳しない」とか「出しても負けるから出さない」とか・・・。ろくろく?イヤ全く?チャレンジもしてないのに、そんなことを言うのはもう止めましょう!相手が出てきて対戦できることはラッキーなことなんですよ。
またたくさんのイタリアン・グレーハウンドが集まる所に出陳することで色々なショードッグのイタリアン・グレーハウンドの容姿の違いを間近で見ることができたり、犬の立たせ方や歩様を見てハンドリングも研究することができます。自分の犬の欠点が判らなければその犬の欠点を隠すハンドリングはできませんし、自分の犬の長所が判らなければその犬の長所を強調するハンドリングは出来ません。自分の犬の欠点や長所が判る様になるには、たくさんのイタリアン・グレーハウンドのショードッグの歩様を見て比べることしか方法はありません。それをなくしてハンドリングの上達は、正直望めないと思います。

私たちの所属するJKC東京南イタリアン・グレーハウンドクラブでは、空き時間に空いているリンクで一緒に練習したりアドバイスし合ったりしてお互いにサポートしています。こうして皆でこの犬種に関する知識を深めハンドリングの技術も向上し、楽しい時間を過ごしています。ショーチャレンジしたい方は、是非同じイタリアン・グレーハウンドが集まる所で出陳することを強くお勧め致します。オーナーハンドラーの皆さん、これからも頑張りましょう!



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